■ 念願の西胆振支部が発足

 病気や事故など後天的な理由から聞こえなくなったり、聞き取りにくくなった難失聴者を支える当団体「北海道中途難失聴者協会西胆振支部」の設立総会が2015年9月27日、室蘭市中小企業センターで開かれ、耳が不自由である自己表示「耳マーク」の普及に努力することを誓い合いました。

 西胆振支部は五島真知子さんが発起人となり、賛同者とともに設立準備を進めてきました。設立総会には母体である北海道中途難失聴者協会の佐々木亜規子会長、函館中途失聴者・難聴者協会、室蘭市社会福祉協議会、登別市社会福祉協議会、伊達市からの来賓や難失聴者や健聴者ら約30人が出席。五島さんがこれまでの経過や主旨を説明し「『耳マーク』は40年ほど前に制定されていますが、社会ではまだまだ活用されていないのが現状。今後はこの普及に大いにご協力いただきたい」と決意を述べました。 

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